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トップ  >  コラム  >  2008年  >  局地豪雨と温暖化?
久しぶりの更新でいろいろとあるはずなんだけど、一つだけどうしても最近気になることを。

最近局地的な豪雨がひどい。バケツひっくり返したような雨が降るし、それにより死者が出ているようだ。しかも、数km離れたところではからっと晴れている。「???」と頭の中に?が浮かぶ。

毎日びっくりするぐらい暑い。暑いのが嫌いな私にとっては許せないぐらい暑い(笑)。
最近のお気に入りの会話は「年々暑くなりますねぇ」だ(笑)。
「温暖化の影響ですかね。」といわれると、ひねくれ者の私はそうか?と思うのです。

局地的な豪雨も「温暖化」が犯人だと思っている人が多いが、私は単にヒートアイランドが原因だと思っている。年々暑くなるのもヒートアイランドが原因であって、地球規模の温暖化が云々と言えるレベルではないと思っている。だいたい地球温暖化といっても100年でわずか0.75度しか上昇していないのだ。もちろん地球平均ということだから場所や時期によって変動幅は大きいのだろうが、その数字は「年々暑くなっている」と体感するほどの上昇率ではないといえないか?

だから私は単にヒートアイランドが原因だとしか思えない。都市部の夏は年々室内環境が快適になる。建物の中、乗り物の中、至る所で冷房がよく効いている。私が子供の頃はエアコンなんて家庭で使わなかった(貧乏だったからという話もあるが(^^ゞ)。エアコンはあったが、どうしても寝苦しいときだけ夜使うもので、昼間に使うなんて発想は全くなかった。電車だって、エアコンのない車両があったりして、窓全開で走っていた記憶がある。その代わり、「過ごせないほど暑い」ということは無かったように思う。夏休みでも扇風機で十分宿題ができた記憶がある。だいたい学校の教室にエアコンなんて無かったし・・・。

しかし、現在はどの家庭でも昼からエアコンが当たり前のように効いているし、電車でエアコンがない車両はほとんど見ない。しかも、電車や建物内はかなりきつめの冷房がかかっている。ものすごく当たり前のことを言うが、そりゃ街の中は暑くなるわな、と思う。冷房をかければかけるほど
街中が暑くなるのは当たり前なのだ。街が暑くなればさらに冷房をかけるわけだ。その繰り返しのような気がする。

ってことは意外と知られていないのかと思う。
中学校の理科で習ったと思うが、熱は移動する。いや、熱は移動しかしない。部屋が暑いからと言って冷房をかけると、エアコンは冷やしてくれるが、それは見かけ上冷やしてくれているに過ぎず、部屋内の熱を室外に出しているだけだ。決して「熱」という存在を消し去っているわけではない。エアコンの室外機は室内の熱を室外に放出するためにあるのだ。みんなで室内が暑いからといってエアコンをかけると、室内の熱は見事に外部に放出されることになる。エアコンは熱を消す道具ではない。

だから、ヒートアイランドという現象が起きるのです。で、これだけ外気が暑いと猛烈な上昇気流ができる。これも単純に熱の移動にしか過ぎない。熱に限らず全ての物理現象は高いところから低いところに移動しようとする。熱も、温度の高いところから温度の低いところに移動しようとする。その差が激しいほど移動も激しくなる。だから、地上が暑ければ暑いほど猛烈な上昇気流となって積乱雲を生む条件を作る。だから、豪雨が増えるのだ。

私がここで述べたのは非常に単純なモデル化した話なので、気象現象や熱のメカニズムはもっと複雑である。ただ原理はこうである。

だから、何でもかんでも「地球温暖化」という言葉で安易に片付けることに違和感を感じる。だいたい「エコバック」だの「マイ箸」だのどれほど地球温暖化対策として貢献するんだろう?と疑問ばっかり感じる。エコではなく単なるエゴ??とか自己満足??とか思ってしまう。

だからといって、今のままの生活を続けていくことがいいとは思わない。あらゆるところに無駄があって、その無駄を集めるだけでどこかの国一つぐらいまかなえるのではないかと思うほどだ。その無駄を少しずつ無くしていくために、努力をすることは大切だ。エコバックを持って近所のコンビニに車で買い物に行くようでは、本末転倒だ。地球温暖化の原因がCo2であろうと無かろうと、無駄なエネルギーを使わないようにすることは必要だ。温暖化というキーワードをきっかけに、自分たちの身の回りの無駄を考えることは大切だ。

人間は一旦手に入れた快適は手放したくないものだ。昔のようにエアコンのない生活にもどろうったって無理だろう。だったら、原理を理解して、どんな無駄が省けるかを考えることが今の私たちの生活に必要なことではないかと思う。その原理たって義務教育までの範囲で十分理解できることばっかりだ。

「年々暑くなりますね。」に、「地球温暖化ですからね。」とへらへら笑っているようではダメなのだ。
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