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トップ  >  コラム  >  2004年  >  袖の下の毒まんじゅう?
 最近更新が滞っていましたが、やっとコラムをアップしました。

 今日は業界の変な習慣のお話をば。最近はこんな事はなくなりましたが、ちょっと前まではよくありましたというお話です。

 「先生、この仕事をとれたら何%ぐらいですか? うちはいつも7%なんですけど。」

 さて、何のことかというと、これは施工業者やメーカーの発言です。もうちょっと詳しく説明しないとわかりませんね。設計事務所を通して初めての業者やメーカーに見積や導入を検討したときに事務所で言われることです。当然施主はいません。つまり、業者がこの仕事をとったらその見返りとしていわゆる「袖の下」から「黄金色のまんじゅう」がするするっと設計者側にやってくると言うことです。どうやらこれも業界の習慣のようです。こんな事は時代劇だけの世界かと思っていたのに、というのはちとかまとと過ぎますね(笑)。

 ところで、業者側の本音は聞いたことはありませんが、どうしてこんな事をするのかということを私なりに推測してみました。つまるところ「この金をあんさんにあげるから黙って好きなようにさせてよ。」ということではないか。我々設計事務所は別に業者の敵ではありませんが、業者がこちら側(施主)の希望したとおりの性能や品質を満たしていないと(つまり、契約通り工事をしないと)当然やり直しを命じます。ちょっと楽をさせてもらおうと思ったり、修正するのが面倒だからこのままいってもいいかなぁといって進んでしまったことでも、私たちの立場は「原則契約に基づいて」ですから、当然是正を指示します。施工者も「契約」を履行するためには手直しをしないといけません。それは腕の良くない業者だととんでもない出費になることもしばしばです。そんなときによく効くのが例の「まんじゅう」です。業者としては『おまえ、まんじゅう食べてんからだまっといてや。』ということなのです。

 しかし、これは冷静に考えるととんでもないことです。こんなばかばかしい話があるのかと思いきや、多いのです。だから、見境もなく「何%ですか?」なんて聞いてくるのです。

 ま、そんなときは私は「え?うち?うちは100%です。」といって丁重に(笑)お断りします。帰った後に塩をまいておきます。そして二度と頼まないと心に誓うのです。

 勘の鋭い方はもうお分かりでしょうが、この何%に上乗せされる金額はどこから出るのか? 当然施主から”巻き上げる”のです。もうここまで来ると ”合法的な”やくざです。しかも嘆くべき事はこの「まんじゅう」、おいしくいただく「先生方」が相応にいると言うこと。そんなことで本当にお客さん(施主)の権利を守れますか? と問うてみたいのだが、そんな気はさらさら無いのでしょうね。こんな事では設計事務所の地位は上がりませんね。悲しいことです。さらにもっと悲しいことは、つまるところ「設計事務所が施工業者になめられている。」ということです。甘い物つかませておけば黙るだろうと思われているところです。私は何度も書いていますが「建築主と設計・監理者と施工者は常に対等な立場であるべきだ。」ということが根底から覆っているわけです。もう、こうなると順位争いも泥沼で設計・監理者はだんとつのドベですね。

 もっとも、私のこれまでの経験ではだいたいこんな事を言ってきた業者は長くないです。そう言えばと思ったときには倒産しています。

 順番にその手の業者は出入り禁止にしますので、最近はめっきりなくなりました。なきゃないで寂しいものです(笑)。そんな馬鹿なことをせずに本当にいい仕事をしようよ。そしたらみんなに喜んでもらえるし、胸張って次の仕事できるのにね。

 ちなみに、私は仕事を一緒にしているときは施主抜きで施工者と昼ご飯を食べることも避けます。痛くない腹を探られたくないからと施工者が時々変な癖を出すからです。もちろんいい仕事ができれば、施主と施工者と3人(以上?)で飲みに行き、苦労話に花を咲かせます。このときが「この仕事をやって良かったなぁ。」と感じる一番幸せなときです。

 というわけで、マンションの話は現在準備中です。もうしばらくお待ち下さい。
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