/// プログラム |
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− Members − |
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有澤 直美(Naomi ARISAWA) ; チェロ
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有澤さんは、昨年ご結婚されて姓が変わられたのですが、私たちはつい、なじ
みのある旧姓のほうでお呼びしてしまいます。(編集注:免許証の名義もまだ旧姓
だそうです。)最近も、私宛に送っていただいた郵便物に新姓のほうが書かれてあ
り、一瞬誰からなのか悩んでしまいました。それはさておき、有澤さんはこの演
奏会メンバーの中では最古参の人であり、また最年長者でもあります。それゆえ
私は、有澤さんに対してだけは畏敬の念をもって接していたのですが、今回の演
奏でご一緒させていただき、だんだん彼女の顔を見るのが本当に怖くなってきて
います。微笑みを湛えたその裏側で、多分無茶苦茶怒ってるんだろうな、と。こ
の場をお借りして謝罪させていただきます。ごめんなさい。 |
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梅田 愛美(Manami UMEDA) ; ピアノ
梅田さんはかわいい、スタイル良し、そして落ち着いた雰囲気だけどコツコツ
頑張り屋さんです。この室内楽チームの唯一のピアニストゆえ、他のメンバーが
1曲出演のところをプログラムの3曲弾きづめです。音譜の数だってみんなの数
倍は弾いています。古典、ロマン派はもちろん近代、現代もみんながやりたいと
言えばなんでも頑張ってくれて、彼女なしには演奏会できないのでホント頭がさ
がります。本日のプログラムではモーツアルトのソナタの最初のピアノは特にい
い感じです。本日のピアノのある曲はピアノがメインで他はみんな伴奏のつもり
です(笑)。 |
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永山 烈(Atsushi NAGAYAMA) ; クラリネット
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今回私は永山烈という人物が何者なのか、ということを調べるために”Yahoo!
Japan(インターネット上のデータを検索するページ)"に"永山烈"と入れて検索
してみた。すると、2件引っかかった。まず最初に出てきたのが、大阪市立大学
理学部の「代謝調節機能学(一般生理学)研究室」だった。なんだかよくわからな
い研究室の名前ではあるが、どうやら彼は学部と修士の頃にここにいたらしい。
さらにそのページによると、なんと彼は1997年3月に日本植物生理学会なるも
のに論文を発表しているらしいことも突き止めた。なるほど、どうりで彼は和歌
山で高校の先生(理科)をしているはず。そんな彼は本日はクラリネットを持って
モーツアルトを奏でる。世界は実に不思議である。(ちなみにもう一件は、このコ
ンサートのホームページでした。) |
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橋本 頼幸(Yoritaka HASHIMOTO) ; クラリネット
我々のリーダー的存在である「パパ」は、建築関係の激務をこなしながら、一
方では大学院博士過程に在籍しており、また家に帰れば2児の良き父である。そ
れに加えて演奏会の練習もこなし、我々の演奏にアドバイスをし、また練習場所
の確保から演奏会の手はずまで全て整えてしまう(感謝感謝)。いったい毎日ど
んな生活を送っているのか凡人の私には全く想像できない。
そんな多忙な彼は今年に入って楽器を衝動買いしたという。めちゃ良く鳴る楽
器で、大変気に入っているらしい。本日はかれの十八番である古典派の曲という
こともあり、素晴らしい演奏を披露してくれるでしょう。 |
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舩橋 順(Jun FUNAHASHI) ; フルート
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最近、彼との間に意外と共通点があることに気づいた。
(1)もう28才にもなるのに去年まで大阪で学生してたこと。
(2)学位をもらって卒業後、ようやく社会に出たと思ったら大阪から遠く離れた
田舎勤務になったこと。(編集注:ちなみに、静岡です。)
(3)にもかかわらず、演奏会のメンバーとして定着し2ヶ月に1回の練習に片道
何時間もかけて大阪にやってくること。
そんな彼とは今回で2度目のアンサンブルです。今回も彼の正確で優雅なフルー
トさばきで皆を導いてくれることでしょう。 |
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宮木 義治(Yoshiharu MIYAKI) ; ヴァイオリン
宮木さんは昨年4月にようやく社会人となりました。勤務先の都合で富山県に
転居してしまって、かなり遠方へ行ってしまいましたが、気合と根性?で続けて
います。練習日になると、バッタ色(byパパ)の愛車に乗って、高速を5時間か
けて大阪へやってきます。先日、「どうしてこの色の車にしたの?」と尋ねまし
たら、「俺、緑色好きやもん」と一言。それはさておき、今日演奏する曲につい
てですが、プログラムの3曲目(ヴァイオリンソナタ)にご注目下さい。彼は今
回初めてソナタに挑戦します。演奏人数が少ない分、1人あたりの負担が大き
く、1つ1つの音に細心の注意を払わなくてはならないので、とても大変です。
この大曲に挑むにあたって楽器も買い換えました。年々艶が出てきた彼の繊細な
音を、耳をすませて聴いてみて下さい。きっと何か感じていただけるはずです。 |
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