Fesseln Ensemble - Since 1997 -
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2020.10.11(Sun) 13:00〜,15:00〜
大阪国際交流センター
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− Greeting −
 「フェッセルン・アンサンブル第24回定期演奏会」は突然の新型コロナ騒動に巻き込まれ、4月に予定していました演奏会ができなくなりました。それから半年、なんとか新しい形であっても演奏会はできないかと模索した中で、現段階で到達した地点が今日お越しいただいた、ご覧いただいている「フェッセルン・アンサンブル第24回演奏会 Re:」です。

 「Re:」はメールなどの返信のタイトルにつきます。これは何の略かというのは明らかにされていません。reのつく言葉としては、response(反応)やreply(応答)、refer to(参照)、return(返信)などがあります。接頭語としてのre-には再びという意味があります。音楽用語では音階ドレミ〜のレでもあります。

 新型コロナ騒動は世界中を巻き込んで、音楽関係者のみならずすべての舞台芸術を止めてしまいました。しかし、いつまでも立ち止まってられません。4月に演奏会を中止してから、半年の間に何ができるのか、どんな形でできるのかを考えて練り上げてきたのが本日の演奏会です。私たちの、新型コロナ騒動に対するRe:でもあります。そして再び動き出すre-でもあります。そしてドが今までの形だったとしたら、新しい形にステップアップしたのがドの次の音reではないか、ということも表現しました。

 そして今日は約1時間の休憩なしのプログラムを組みました。そこでこれまでの2時間の演奏会では組み込みにくかった曲に取り組むことができました。また、本日はライブによる演奏会だけではなく、この演奏会の様子をインターネットで配信もしております。また、後日録音を公開していつでもお聞きいただけるように準備をする予定です。
 私たちが考えた、現段階での新しい演奏会の形。今後もどうなるかわかりません。これまでも、これからも、できることをただひたむきに取り組んでいく、結局は何も変わらないのかもしれません。私たちなりの、「Re:」をお楽しみ下さい。
橋本頼幸
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− Program −
フォーレ Gabriel Faure (1845 - 1924)
Piece pour basson et piano
バソン : 瀬尾 哲也 ピアノ : 梅崎 衣理子
ライヒャ Antonin Rejcha (1770 - 1836)
12 Trios for Two French Horns and Bassoon Op.93
T. Allegro moderato
II. Lento
Y. Allegretto scherzando
ホルン : 木下 洋輔 ホルン : 杉村 由美子
バソン : 瀬尾 哲也
ショーソン Ernest Chausson (1855 - 1899)
Andante und Allegro
クラリネット : 橋本 頼幸 ピアノ : 手嶋 有希
ブルッフ Max Bruch (1838-1920) (1844-1908)
Acht Stucke op.83 fur Klarinette, Bratche und Klavier, Op.83
Nr.1: Andante
Nr.5: ルーマニアの旋律 : Andante
Nr.6: 夜の歌 : Andante con moto
クラリネット : 橋本 頼幸 ヴィオラ : 橋本 喜代美
ピアノ : 梅崎 衣理子
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− Program Notes −
フォーレ
 ガブリエル・フォーレは19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの作曲家で、室内楽にも多くの名曲を残しています。「小品」は、実は様々な楽器(フルートやオーボエだったり、ピアノパートはハープやオルガンだったり)で演奏されている隠れた名曲なのですが、作品番号もなくオリジナルはどういう編成なのかよくわからない私的に謎の曲でした。この度曲紹介を書くにあたり色々調べてみたところ、おそらくは「ヴォカリーズ」という歌詞のない練習用独唱曲の独唱パートを楽器編曲したものではないか?という結論になりました。今回は、20世紀前半にパリで活躍したバソン奏者ウーブラドゥ編曲版をバソンにて歌います。 (T.Seo)
ライヒャ
アントン・ライヒャはチェコ出身、ドイツやフランスで活動した音楽家です。ベートーヴェンとは同い年の友人という間柄。つまり今年は生誕250周年のメモリアルイヤーなのです。本日は2本のホルンとチェロのために作曲された全12曲のトリオから、3曲選びました。ちょっと長めで変化に富んだ1曲目、柔らかい響きが素敵な2曲目、軽快な6曲目です。3つの楽器がメロディと伴奏をめまぐるしく交代しながら演奏します。ほんとうは全部お聴かせしたいところなのですが、30分ほどかかるため、残りの曲はまたいつか別の機会に。今回、2本のホルンとバソンによる演奏です。チェロの楽譜をバソンで演奏します。珍しい組み合わせによる暖かい響きをお楽しみください。(Y.Sugimura)
ショーソン
エルネスト・ショーソンはパリ出身、1885年に生まれ1899年に44歳で生涯を閉じたロマン派の作曲家です。すでに弁護士として活動していた24歳で本格的に音楽の道に入り、26歳の時にコンクールの為に作曲されたのがこの曲です。初期の作品ではありますが、頻繁な転調、伴奏部の七の和音など、彼の固有の書法が既に見られます。アンダンテの甘〜い旋律とアレグロの激しさ、どちらも大げさな表現が眩しく若さを感じさせられます。中年の私たちがどう表現出来るか...(汗) ピアノとクラリネットの美しく繊細で、時に激しく華やかでロマンチックな曲をお楽しみください。 (A.Teshima)
ブルッフ
ブルッフの作品を特徴づけているのは、旋律性と民族音楽への傾斜です。生前の発言の中で「旋律は音楽の魂である」と言っていたほど旋律重視であり、欧州各地の民謡ファンでそれらを題材とした作品も多く見られます。この8つの小品はブルッフが72歳の時の作品で、全体的に晩年に差し掛かったブルッフの郷愁の感情が満たしており、内省的な雰囲気の旋律が作品を支配しています。フェッセルンアンサンブルでは2013年と2014年の2年に渡り8曲全曲を演奏し、今回は1、5、6番を抜粋という形で、前回と同じメンバーで再演することになりました。年月が経てば音色も変わり、解釈も異なり、この3曲をどのように一つの作品として作り上げていくか、と練り直しながら作り上げてきました。前回とはまた違った魅力をお届けしたいです。 (E.Umezaki)

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− Members −
かんみトリオ☆
“管”楽器“3”名でライヒャの「12のトリオ」を楽しむ会、と見せかけた京都甘味巡りグループである。四条大宮のフルーツサンドに見守られて結成、京都駅のチェリー山盛りパフェを前に今回の演奏会参加を決意し、烏丸の焦がしきな粉パフェに追いきな粉を乗せるように練習を重ねてきた。主目的は未だ不明。
木下 洋輔(Yousuke KINOSHITA) ; ホルン
木下さんに初めて会った時、ホルンケースを2つ持っていました。しかも1本はナチュラルホルン。あいにく杉村さんへの布教は不調でしたが、私と同じ匂いを感じ親近感を。その後「アレンジャー」「甘味王」「宇宙な人」など多種多彩な木下さんに魅了されてます。本日はライヒャとの激戦で八面六臂な木下さんが登場予定です。
杉村 由美子 (Yumiko SUGIMURA) ; ホルン
かんみトリオ☆の創立者で団長でアイドルの杉村さんに初めて会ったのは、ホルンの先生が主催する合宿。大学1年生の私はキラキラと大活躍している3年生の高嶺の花の杉村さんを眺めていました。そんな杉村さんの特徴はキラキラした音色!なんですが、今日の曲はホルン二人が入替わってメロディーを演奏することが多く、入替わったのが分からないくらい寄り添ってくれたりもします。そんな素敵なアイドルにご注目ください。
瀬尾 哲也(Tetsuya SEO) ; バソン
おうちには瀬尾文庫と呼びたくなるほど楽譜がいっぱいの瀬尾くん。私をオーケストラや室内楽の世界に誘ってくれた人です。今回のトリオは逆に私から誘いました。チェロの楽譜をバソンで吹くのは慣れないこともあったと思いますが、ライヒャとフォーレで魅力的なバソンの音を聴かせてくれることでしょう。
梅崎 衣理子(Eriko UMEZAKI) ; ピアノ
2014年を最後にしばらくお休みしていました梅ちゃんこと梅崎さんは6年ぶりにコロナ禍の中、ステージに天女の如く舞い降りてきました。そして今日演奏するのは、2013年と14年に演奏したブルッフの同じ曲を同じメンバーで行います。6年の沈黙を破り、磨きをかけ、幸せを手に入れた梅ちゃんの華麗なピアノをお楽しみいただけることでしょう。全米が震撼するのも、世界が涙するのも、もう目前です。
橋本 頼幸(Yoritaka HASHIMOTO) ; クラリネット
知る人ぞ知る、様々な顔をお持ちの橋本さん。今回は、この演奏会を何とか会場と同じ雰囲気で動画配信できないかと、ライブ配信のエンジニアとして奮闘されていました。練習風景をYouTubeで配信しながら、何度も映像・音声をチェックして今回の配信に備えて来られました。そんな傍ら、悩みを抱えていた私には、人生について語り励ましてくれる、人生アドバイザーでもあります。はてさて、動画配信の成果はいかに!?
手嶋 有希(Aki TESHIMA) ; ピアノ
キリッとした眉に涼しげな目元。その昔、とてもクールな人なんじゃないかと思っていました。舞台上でもしゅっとした表情をしているので、そう思われている方も多いと思いますが、、、実は緊張しいのせいで本当は柔らかい物腰で、話し方も穏やかな手嶋さんです。上の写真は、緊張していない素のかわいい手嶋さんを捉えた一枚です♪
橋本 喜代美(Kiyomi HASHIMOTO) ; ヴィオラ
多肉植物、羊毛フェルト、トランポリン...など、喜代美さんが多趣味な事は知っていましたが、最近の噂ではswitchのフィットボクシングでのカラダ年齢が何と19歳だったそうです。細かい芸術的な事から運動神経まで抜群!?色々な事を器用にこなせるからこそ奥深い音色が出せるんだろうなぁ、と思っています。






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春は未知なものに世界中が振り回されました。
芸術はどんなことがあっても止まりません。
 美術がない世界、音楽がない世界、想像できますか?
いや、どんなときも
新しい世界を創造するのは芸術です。

芸術を止めてはいけません。
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